ネット依存・ゲーム依存度チェック
ご自身やご家族が「今はどの段階なのか」をセルフチェックできます。現状を把握することで客観的に振り返り、対策を検討することができます。
テスト01 インターネット依存度テスト （Internet Addiction Test ；IAT）
「インターネット依存」の概念を提唱したアメリカのキンバリー・ヤングが作成したスクリーニングテストです。20項目の質問に対し、５段階で回答します。
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01気がつくと思っていたより、長い時間インターネットをしていることがありますか。
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02インターネットをする時間を増やすために、家庭での仕事や役割をおろそかにすることがありますか。
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03配偶者や友人と過ごすよりも、インターネットを選ぶことがありますか。
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04インターネットで新しい仲間を作ることがありますか。
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05インターネットをしている時間が長いと周りの人から文句を言われたことがありますか。
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06インターネットをしている時間が長くて、学校の成績や学業に支障をきたすことがありますか。
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07他にやらなければならないことがあっても、まず先に電子メールをチェックすることがありますか。
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08インターネットのために、仕事の能率や成果が下がったことがありますか。
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09人にインターネットで何をしているのか聞かれたとき防御的になったり、隠そうとしたことがどれくらいありますか。
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10日々の生活の心配事から心をそらすためにインターネットで心を静めることがありますか。
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11次にインターネットをするときのことを考えている自分に気がつくことがありますか。
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12インターネットの無い生活は、退屈でむなしく、つまらないものだろうと恐ろしく思うことがありますか。
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13インターネットをしている最中に誰かに邪魔をされると、いらいらしたり、怒ったり、大声を出したりすることがありますか。
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14睡眠時間をけずって、深夜までインターネットをすることがありますか。
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15インターネットをしていないときでもインターネットのことばかり考えていたり、インターネットをしているところを空想したりすることがありますか。
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16インターネットをしているとき「あと数分だけ」と言っている自分に気がつくことがありますか。
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17インターネットをする時間を減らそうとしても、できないことがありますか。
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18インターネットをしていた時間の長さを隠そうとすることがありますか。
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19誰かと外出するより、インターネットを選ぶことがありますか。
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20インターネットをしていないと憂うつになったり、いらいらしたりしても、再開すると嫌な気持ちが消えてしまうことがありますか。
各質問の回答を合計した得点が判定結果になります。
あなたの得点50点
得点が高いほど依存の度合いが強いことになります。
20～39点平均的なオンライン・ユーザーです。
40～69点インターネットによる問題があります。インターネットがあなたの生活に与えている影響について、よく考えてみてください。
70～100点インターネットがあなたの生活に重大な問題をもたらしています。すぐに治療の必要があるでしょう。
テスト02 10問版インターネットゲーム障害テスト （Internet Gaming Disorder Test10；IGDT-10）
アメリカ精神医学会の疾病分類DSM-5の「インターネットゲーム障害」に当てはまるかを簡易的に調べることができます。「ゲーム」とは、オンライン、オフラインなどを含めたすべてのビデオゲームのことです。過去１２ヶ月間で３段階のどれに当てはまるか選んでください。
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01ゲームをしていないときにどれくらい頻繁に、ゲームのことを空想したり、以前に したゲームのことを考えたり、次にするゲームのことを思ったりすることがありましたか。
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02ゲームが全くできなかったり、いつもよりゲーム時間が短かったとき、どれくらい頻繁にソワソワしたり、イライラしたり、不安になったり、悲しい気持ちになりますか。
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03過去12ヶ月間で、十分ゲームをしたと感じるために、もっと頻繁に、またはもっと長い時間ゲームをする必要があると感じたことがありますか。
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04過去12ヶ月間で、ゲームをする時間を減らそうとしたが、うまく行かなかったことがありますか。
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05過去12ヶ月間で、友人に会ったり、以前に楽しんでいた趣味や遊びをすることよりも、ゲームの方を選んだことがありますか。
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06何らかの問題が生じているにもかかわらず、長時間ゲームをしたことがありますか。問題とはたとえば、睡眠不足、学校での勉強や職場での仕事がはかどらない、家族や友人と口論する、するべき大切なことをしなかった、などです。
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07自分がどれくらいゲームをしていたかについて、家族、友人、または他の大切な 人にばれないようにしようとしたり、ゲームについてそのような人たちに嘘をついたことがありますか。
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08嫌な気持ちを晴らすためゲームをしてことがありますか。嫌な気持とは、たとえば、無力に感じたり、罪の意識を感じたり、不安になったりすることです。
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09ゲームのために大切な人間関係をあやうくしたり、失ったことがありますか。
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10過去12ヶ月間で、ゲームのために学校での勉強や職場での仕事がうまくできなかったことがありますか。
あなたの得点0点
質問１～８の「よくあった」を各１点、質問９～１０はどちらかまたは両方が「よくあった」場合を１点と数えます。合計５点以上の場合に「ゲーム依存」と考えられます。
引用：樋口進「ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本」講談社、2018より抜粋